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引き続き、バキュームフォーム原型の製作です。
バルサを積層していき、隙間に光硬化パテを充填、そして削って大体の形状が出来上がったのが、上の写真です。

本当は小さいへこみや、隙間には光硬化パテ、大きな隙間にはエポパテを使用するはずでした。
でも、光硬化パテの中身がチューブから漏れていたので、全て光硬化パテにして一気に使用しました。
ダメになってしまう前になるべく使おうという魂胆です。

しかし、光硬化パテのチューブは見た感じでは、穴が開いてるという事もなく、どこから中身が漏れてるのか分かりませんでした。
キャップもべとついてるし、チューブもべとついてるし・・・。

結局、かなりの量の光硬化パテを使用しました。
エポパテと違って、硬化が早いので作業時間も短縮できました。
もっとも、厚塗りすると光が奥まで届かないので、薄く塗っては蛍光灯に当てて硬化させ、薄く塗っては硬化させの繰り返しです。

バルサへの食いつきはなかなか良かったです。
まぁプラ板みたいにつるつるじゃないので、当たり前ですが。

こうして整形した原型に、目止めを兼ねて、溶きパテを塗って、乾燥させてから再度ペーパーがけして一応完成です。
溶きパテを塗った時の写真が下の写真です。


しかし、バルサ材である程度の形を出してあっても、盛って削って、を繰り返すのはかなり大変でした。今日はほとんど、この作業に時間を取られてしまいました。

自分がこういう作業で苦労すると、ポリパテの塊を削ったり盛ったりしてスクラッチする人はすごいなぁと思います。
自分には真似できないと思います。
多分、どんな形でも、何とかプラ板で作ろうとするんでしょう。

明日はいよいよ、バキュームフォーム本番に挑戦です。多分。
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フルスクラッチギャロップ1/100の製作ですが、ここ数日、ずっと同じ箇所に手こずってます。
スカートの角の球状のとこです。

バキュームフォームの型にすべく、石粉粘土で原型を作ってましたが、
・乾燥してかなり縮む
  ↓
・縮んだ分盛り足し
  ↓
・強制乾燥
  ↓
・削って整形

という過程を経ました。
で、昨日の夜中に石粉粘土を削る作業をしてたんですが、
盛り足した分が多すぎて、削っても削っても終わらない。

削るより、サイズオーバーしてる部分をカットしてしまう方が早いなぁと思い、ノコで切断してみたんですが、切断面を触るとまだ乾燥していなかったんです。指で押すとへこみます。
どうやら表面は乾燥していても中はまだ乾燥してないようです。

中身が乾燥してないと、何が都合が悪いかというと、石粉粘土が湿ったままペーパーがけなり、鉄すりなり、かけると、あっという間に目詰まりしてしまうんです。

なにしろ、完全に完全に乾燥した状態でもしょっちゅうヤスリを掃除しないと目詰まりしてしまうほどなので、湿った状態でヤスリがけなんてありえません。

さらに、サイズを計測すると、必要なサイズより大きい部分もあるんですが、まだ小さい部分もあったのです。
さらに石粉粘土を盛り足さないといけないという事です。
盛って、乾燥して削って、をさらに繰り返すのは時間がかかるし、
とにかく、削ると目詰まりがひどいんで、もう石粉粘土を利用して原型を作るのは中止しました。

今から考えると、オール石粉粘土ではなくて、何かを芯にして、それに粘土を盛り付けていったら良かったと思います。
そうすれば、乾燥も速いし、乾燥後の収縮も少なくて済んだでしょう。
今度やる時はそうします。

で、石粉粘土の代わりに、プラ板とバルサ材を使用して、原型を製作中です。
プラ板で、底と、サイド2面を作り、そこにバルサ材を積層して接着していきます。後は削って、隙間にエポパテを詰めて出来上がり、となるはずです。
こっちの方が製作スピードは乾燥時間が無い分、早そうです。


ギャロップのスカートの四隅の曲面をバキュームフォームで再現する為に、
石粉粘土で型を作っていたのが、ほぼ乾燥したので、バキュームフォームをやろうと思ったんですが・・・

型が乾燥して縮んでいた!

必要なサイズよりも一割くらい小さくなってる感じでしょうか。
でもいきなり本番するのも何だし、ちょっとバキュームフォームの練習してみるか!
という事で、ちょっと縮んでしまった型を使ってバキュームフォームに初挑戦してみました。

まずバキュームフォーマー(桃象)に掃除機を接続すると、掃除機のパイプの方が大きくてスカスカ!
なので桃象のパイプにテープを巻いて太くしてから接続。

電熱器の電源を入れて、温まる間に1.2ミリプラ板をバキュームフォーマーに合う大きさにカットして、軍手もはめて準備万端。

プラ板を電熱器で温めて中央がへこんできたところで、えいやっと型に押し付けます。
ところが、ガチン!と変な音が・・・
プラ板を挟んでいる鉄板の耳がパイプの所に当たってしまってました。
おかげで、バキュームされたプラ板はゆがんでいびつな形になってしまいました。

あくまで練習なので、もう一回やってみようと思ったんですが、
新しいプラ板を使うのはもったいない。
今失敗したプラ板をもう一度温めて再利用です。

今度は型に押し付ける時の方向を気をつけて、
プラ板がたるんできた時に型に押し付けます。
今度は成功しました。

プラ板を温めて、型に押し付けるタイミングが分かったので、本番でも安心して出来そうです。
出来上がって、切り抜いたのがこちらの写真

結構表面がボコボコしてます。
型の表面の凹凸をそのままプラ板にコピーしてしまうんですね。
本番では、ペーパーがけで、石粉粘土の表面を滑らかにしておく必要がありそうです。

バキュームフォームの予行演習が終わったところで、縮んでしまった型の修正に入りました。
石粉粘土を更に盛り付けて、一回り大きくして、乾燥機に入れておきました。

乾燥機と言っても洗濯物を部屋の中で乾かす時に使うやつです。
石粉粘土の欠点は乾くのが遅い事で、形を作ってから数日部屋に置いておいても、
全然乾かなかったので、昨日、乾燥機に入れてみると、
今日はバキュームフォームが出来るくらいの硬さになってたというわけです。

もう、自然乾燥を待つのはめんどくさいので、今日盛り足しした型はいきなり乾燥機に入れてます。
ひびとか入らないか、ちょっと心配です。


今まで、「~だ」「~である」口調だった、このブログ、今日から「~です。~ます。」口調に変更します。

なぜか?~だ口調では、なかなか筆が進まないんです。
なんか、難しいんですよね。こういう書く言葉で「~だ。」とか「~だった。」とかの口調で文章を構成するのは。

「~です。」口調だと、普段からしゃべってる言葉をそのまま文章にしたら済むでしょ?だから書きやすいんでしょうね。

ところで、フルスクラッチギャロップですが、今日は石粉粘土をスカートの後ろの角の部分に盛りました。
これが乾燥したら、取り外して、バキュームフォームかヒートプレスの型にして、曲面のスカート部分をプラ板で再現出来るという寸法です。

初めて使った石粉粘土、クレオスのやつですが、思ってたより軽いです。
でも乾燥にちょっと時間がかかりそう。まぁ使った粘土の量も多いんで、仕方ないけど。
重さはエポパテより軽そうですが、やっぱりプラ板をバキュームフォームなりヒートプレスなりしたら、それが一番軽いんだろうなぁ。

こういう、大型の模型では下手にパテを使用すると、とんでもない重量になったりするので、パテ類はなるべく使わない方がいいです。

このギャロップも、スカートの曲面、機関砲部分、ブリッジ部分、など曲面がいくつか存在しますが、全てプラ板でいく予定です。
ギャロップ・スカート

フルスクラッチギャロップのスカート部分の骨部分が大分出来てきた。
難関は、サイドとリアの角の部分。
この部分は立体的な曲線が多く、
骨組みを作って、それにプラ板を貼ってとはいかない。
一応、この部分は型を作って、バキュームフォームで対応しようかなと思っている。
道具と材料は揃っているが、何せ初めての事なんで心配。
多分週末にチャレンジする事になるだろう。

ちなみに、写真で、クランプしてる部分は何をしてるかというと、
プラ板のゆがみを矯正しているところ。
真中がゆるやかにへこんでいたので裏から柱を接着して、
アルミアングルをクランプで挟んで真っ直ぐクセをつけている。


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